6月10日(日)に行われた全日本モトクロス選手権シリーズ第5戦 九州大会、IA1第2ヒートの模様。
快晴続きでコースは乾燥し砂埃が多いため、頻繁な散水作業が行われた直後のレース。転倒が増えそうな予感がする。
H1で#982成田亮(Jubilo Racing Team)に敗れた#44小島庸平(Team SUZUKI)は、H2にかける執念で、見事なホールショット。一方の成田は、1コーナーでの転倒によって最後尾近くからの再スタートとなる。足を痛めたらしく、ペースは遅めだ。小島に続くは#1熱田孝高(TEAM HRC)、#711溝口哲也(K.R.T)、#5出原忍(Jubilo Racing Team)、#7釘村太一(Jubilo Racing Team)、#22小方誠(TEAM HAMMER)、#9加賀真一(SRF K&S SUZUKI)の順。
散水のおかげでスリッピーな状態のコースは、1コーナー直後のテーブルトップのアプローチが難関。特にIAはペースが速いため、危険度も増す。そんな心配をしていた矢先に、トップを快走していた小島、加賀、出原らが転倒。小島は脳震盪でリタイヤ(レース後、兄の小島多久摩によると、意識ははっきりしているとのこと)となってしまう。
トップに立った#1熱田は終盤までレースをリードするが、後ろからプッシュし続けた溝口が徐々に後退し、代わって2位に上がってきた#4増田一将が熱田に猛チャージ。H1で右手を痛めた熱田は、チームメイトの増田にトップを譲り、2位となる。3位には溝口、4位には#10大河原功次(大河原レーシング)が入る。
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